また、お風呂瞑想はお風呂なので
当然“温かいお湯”に身を浸しますよね。
これは女性性の開花の哲学を
この世に持ち込んでくれた女性が
たくさん現れてくれたおかげで
半ば常識化していますが
女性の子宮を温める事で
本来の自分の本音が現れてくる、というお話があります。
この理屈だと
女性が子宮を温めると
感覚を助けるような思考の働きが戻ってきて
冷静に物事が判断できるようになるとの事。
お腹の底から湧いて出てくるように
本当に思っている事が
プチプチと浮かんでくるのだそう。
この話を聞いたときは
私はすでにお風呂瞑想を初めて
しばらく立っていたころなのですが
「めっちゃ解るわ!」と思いました。
お風呂に入って
もちろんお腹もですが
首の後ろまでもがぽかーっと温まってくると
なんだか不思議な万能感がやってきて
とても口に出しては言えない様な
他人に対しての本音や
本当はこうして欲しい!みたいな気持ちが
溢れて出てきます。
そして、お風呂から上がると自分で解決できちゃったりする。
おかげさまで私は超が付くほどの圧迫嫌いなので
真冬でもレッグウォーマーも、靴下もはきませんが
お風呂瞑想習慣のおかげか
体温は常に37℃をキープ。
体も常にぽかぽかしています。
しかし、以前私が元カレに振られた頃から
お風呂瞑想をはじめるまでは
とっても体が冷え切っていました。
本音を我慢したら体が冷えるのか
体が冷えたら本音が解らなくなるのか
それは解りませんが
本当に私は血流も悪く体が芯から冷え切っていました。
季節もあったのかもしれませんが
当時の私の様子を語る友人は
「なんか今から死にますって感じの話し方をしていた。笑」
って後から言われるくらい
自分の感情や本当に思っている事が抑圧されてしまうんですね。
感情が死ぬというか、賢者モードというか。笑
おかげさまで血流も滞り
芯から冷え切っていた私は
恥ずかしい話ひどいイボ痔になってしまい
(ああ、こうして私のイボ痔が世界にばれるわけですね。)
痛くて痛くてまともに座りも眠りもできないものでした。
そこから、どうにか一度実家に避難した私は
超久しぶりにお風呂に入りました。
今でも忘れません。
あの時、あったか~い湯船につかると
それまで我慢していた悔しい気持ちや
悲しい気持ちなど様々な感情があふれかえり
大声をあげて泣きました。
するとしばらくしていぼ痔も治りました。笑
この時は、緊張の糸が切れたような感覚だったのですが
後から思い起こすと
私のお腹が温められ、本音が浮かび上がってきたんだな
と思います。
文字通り浮かび上がってくるという表現がぴったり。
悔しい想いや、悲しい気持ちや、寂しい気持ちが
お腹の底からやってきて
私を抱きしめていきました。
声をあげて泣いて、本当にすっきりしました。
自分の気持ちへの水のエネルギーを活用した深い理解は
これ以上ない癒しですね。
あふれ出てくる自分の本音を体中で浴びて
是非、自分自身と向き合ってください。