皆さまごきげんよう
ケシーです
最先端を生きる愛ある皆さま
本日もお読みくださり
本当にありがとうございます
もうね
なんかね
この沖縄旅
凄すぎた!!!
久高島やばすぎ!!
なんと
全くのノープランだったのにも
関わらず
凄まじいガイドが現れ
(ガイドのアンディさん)
なんかもう
ここで書けない事だらけで
すんません。笑
なんし
アンディさんは
イケメンでした
(久高島のガイドはマジ間違いないです)
紹介してくれた
ひでちゃんありがとう!
もうなにせすごかったです
何があったかは
書けないので
気になる人はケシーに
直接聞いて頂くとして
で
強烈に思い出した出来事が
あって
しかもなんか
号泣しちゃって
なんでか隣のゆりさんも
伝染してましたけど
ちょっと
ここに共有させてくださいね
小学校の頃
“めらくん”
という男の子がいた
彼はいじめられていた
触れると汚いと言われていた
手でウンチを拭くと
噂されていた
黒いジャージを着ていた
前髪が柔らかそうで
少し、立ち上がっていた
めらくんは
時々癇癪を起こして
手がつけられない時もあったりした
印象に残っているのは
あまりに理不尽な扱いに
叫んで
怒りで震えていた
めらくん
めらくんはきっと
学習とか言語が難しかった
もしかしたら特別なサポートが
必要だったかも知れないし
必要ではなかったかも知れないけど
いずれにしても彼にとって
その小学校という環境が
大変過酷なものであるという事は
容易に想像できた
そんなめらくんは
いじめられていた
そんな
めらくんとの間に
1つの強烈な思い出がある
私の人生に
多大なるインパクトを与えた
出来事だった
今でもはっきりと思い出す
夕方少し前のたそがれ時
全国のすべての小学生の胸に
平等に一斉に訪れる
あのなんとも言えない
切なさに包まれるあの時間
朝から続いていた
容赦ない土砂降りに
私は打たれていた
誰もいない横断歩道
傘をささない子供だった私は
びしょ濡れだった
ただ、ぼーっと
家の近くの
信号が変わるのを
待っていた
すると後ろの方から
黒いカッパと
黒い傘が
ぬっと現れた
顔を見ると
めらくん だった
雨にびしょ濡れの私と
傘をさす めらくん は
静寂の雨の中
パチリと目が合った
意表を突かれた私と
何か決意を抱いた
めらくん だった
その一秒後
めらくんは傘を
私の方にぬっと差し出して
一言
学校で泣き叫ぶ
めらくん からは
全く想像できなかった
優しい小さな声で
「友達になってくれる?」
と私に尋ねた
あの
あの
あの
私に差し出した傘の向こう
濡れてしまったカッパから滴る雨が
顔にかかっても
まばたきもせず
何か大きな大きな大きな
“ナニカ”を抱えた
あの目
私は瞬間
凍りついてしまって
その一瞬の間に
凄まじい量の
“ナニカ”を悟った
みてはいけないものを
感じずに済めば良かったものを
身体中で
一瞬で
髄まで浴びてしまったような
そんな気がした
その瞬間
確かに体感した事がある
ああ、彼は
生きていたんだ
と、思ったのだ
まるで、劇場の1人の
登場人物の様な
私の人生劇場の隅っこに登場する
いじめられっ子Aの めらくんは
生きていたのだ
彼の中には
大いなる神が住んでいたのだ
それは感じ
それは想い
それは震え
それは悶え
そして求め
それは生きていたのだ
その圧倒的現実に
私は目が眩んだ
一切の自己陶酔の無い
純然たる“孤独”に触れた時
私には為すすべがなかった
いじめられっ子Aにも
少女Aにも
圧倒的に
何もかもが足りなかった
確か「うん、いいよ」と
かろうじて答えた以降の記憶が
明確に思い出せ無い
そして今でもその光景は
強烈に今もなお
私の心の絵画になって
“何かとてつもなく重要な事コーナー”
に飾られている
しかもそれは今も
まだ解っていない
この未解決の問題は
私の中で今もなお
働いている
時々私は
彼をFBで探す
連絡を取ろうと
思うわけじゃない
けど、どうか幸せでいてくれ
という願いがある
彼がもし
妻ができて子供ができて
あるいは1人だったとしても
どこか充実した生活を
送ってくれていたとしたら
何かこの私も含んだ
小さな世界の断片が
“それで良かった”と
許してもらえそうな
そんな気がする
だから私は時々
FBやネット検索で
彼の名前を打ち込むんだけど
未だ彼は
見つかっていない
どうかどうか
この世界のどこか
私に大切な事を教えてくれた
めらくん
そこに心がある事を
あまりにも無視されていた
この世界のとある片隅にも
等しく神が暮らしている事を
教えてくれた
めらくん
幸せでいて欲しい
誰か彼を愛して
そして誰かを愛して
何かに熱中し
何かに心奪われ
心豊かに生きていてくれれば
どんなに素晴らしいだろう
そう思って
心が苦しくなる
それは彼がその後歩んだ道は
並大抵ではない事が
容易に想像出来るからで
けど、一方で
あんな優しい彼には
素敵な事が起きてるんじゃないか
という希望で
事の顛末を知りたいようで
知ってしまうと壊れてしまいそうで
そしてそれが私に教えてくれた事は
この世界は残酷だということと
けど同時に
今もなお続く
“優しくなりたい”という
なんとも言えない
切迫感である
そんな彼のことを思い出して
久高島を後にして
初対面の人の前で
泣いてしまった
アンディさんの吸引力の助けを借りて
とても大切な“ナニカ”を
改めて思い出したようだった
みんなだから
優しい気持ちを
思い出して
一緒に感じましょうね♡
朗読会でまた
久高島物語シェアしますよ♡
いつもありがとう
響月ケシー
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