今日も生きてる皆様
本日もお読みくださり
本当にありがとうございます
ケシーです
※今日の記事は一部
ショッキングの内容を含みます
調子の悪い方、繊細な方は
ここで読むのを中止してください。
私には、20年間
忘れられない人がいる
この話は誰にも話した事がなかった
けど昨日ふとした拍子に
ハナさんに私のこの
心の深い傷を告白できて
一方で告白できたことによって
実はこの出来事からたくさんの
受け取ったものがあるとも気付いて
シェアしてみようと思った
もちろん自分自身を解放したいという
エゴイスティックな思いもあるし
一方で私のブログを読んでくれている方へは
私という存在そのものの根本でもあるから
伝えたいという思いもある
この話は私の本質でもあり
テーマでもあり
ずっと抱えてきた
辛い話でもある
それは私が17歳の頃
当時の私はグレにグレ
家出少女同然で、何もかもから
にげていた時の出来事
中学を卒業して高校にも進学せず
アルバイトをしながら
文字通りぷらぷらしていた
あくまでも人生を
放棄していた
度々心斎橋や梅田でたむろって
ただただ時間を無駄遣いしていた
その日も誰かと
心斎橋の御堂筋沿いのロイヤルホストで
待ち合わせをしていた
私は窓側の
ドーナツを半分にしたような
カーブしたソファ席に
腰掛けた
同じ形のソファが
窓側に3つほど並んでいて
私が腰掛けたちょうど前に
3人組の親子が
同じソファに座っていた
時間はすでに22時を
過ぎようとした時分
そんな深い夜に
相応しくない小さな子が
ドーナツの向かいの
子供用のシートに座っていた
多分今のエマと同じくらいか
それより小さい
本当に小さい子だった
子供用の椅子に腰掛けた子の
向かいに女性が座っていた
狐色の金髪の前髪を
扇のように整えた女性は
黒いジャケットを着ていて
そして手首からは金の時計と
桜の刺青が覗いていた
そして、その子と
その女性を挟むように
黒いジャンパーの男
そう、あの男
詳しい描写は控えるが
明らかな虐待行為が
行われていた
女性はダルそうに
あんたやめや、と呟くだけ
衝撃だった
ただただ私は凍りついた
そして更に衝撃だったのは
あんな小さい子が
毛先も先細っているような
女児が
そんな事をされているのに
一言も泣き声をあげないこと
その事実に
私の心は一瞬にして破壊された
私の世界は崩れ落ちた
耐えている
あの子は耐えている
あの子はこの強烈な理不尽に
あの年齢であの小ささで
まだどうコントロールしていいか
全くわからないはずの心を
どうにか歯を食いしばって
爪を立てて
自分の中に収めている
その姿を見て
社会を舐めきって
何もかもを見下していた私の世界は
完全に崩壊した
明らかにカタギでない大人に怯え
通報することも
助けることもできず
その日から私は
突然、完全に消え去った
甘く舐めきった世界の残骸を見つめ
自分はこれからどうやって
生きていけばいいかを
真剣に考え始めた
その日から私は
文字通り不眠症になった
あの光景が頭から
本当に離れなくなって
一睡もできなくなった
その一方で、私は
人生の再起を決めた
高校にいくと決め
受験勉強を始め、朝起き
私の生活態度は劇的に好転した
無事18歳の時点で高校に入学し
一応それなりの大学にも進学し
一部上場企業にまで総合職で内定して
そこから先は皆さんも知る通り
今の私に至るわけである
ある意味で私のこの人生は
あの子に与えられたとも言える
あの衝撃がないと
私は今頃どうなっていたか
わからないと本気で思う
ただ、彼女はずっと今でも
私の頭の中で
あの光景を繰り返している
そして私は
毎日毎日祈る
どうか幸せでいてくれ
どうかあの場所から逃れ
素晴らしい人と出会い
輝く人生を手に入れていて欲しい
そして、あの日食いしばって
仕舞い込んでしまった心を開いて
笑顔でいて欲しい
毎日毎日
時には涙ながらに
時には映画のように嗚咽を吐きながら
祈ってきた
一時期は数年に渡り
睡眠薬も飲んだ
医者にもかかった
催眠療法もやった
そして、私は受け入れた
結局忘れたくても
忘れられないまま
私は37歳になった
今でも思い出すと
心が苦しくなって
眠れなくなる時がある
そして私は今も
祈り続けている
児童養護施設に
毎月寄付したり
虐待児支援の福祉施設に
日用品を送っている
虐待についてもたくさん学んだし
将来的に何ができるかも
考える
それは紛れもなく
自分のためで
あの夜あの場面に遭遇した私は
そうでもしていないと
とてもじゃないけど
生きていくことが出来ないのだ
そして、私がここで
このブログやあらゆる場所で
大丈夫、大丈夫とかける言葉が
何があっても
自分で自分の人生は
自分でちゃんと創っていけるという
真実とその思いが
どうか宇宙的な巡りに乗って
彼女に届けばいいと願ってる
フォトンを知った時も歓喜した
きっと私のエネルギーも
届いていると信じている
信じていたいんだ。
そう願って私は
ブログを書いている
毎日の哲学を練っている
彼女は私のエネルギー源であり
救い主でもあり
いつまでも焦がれる
私の罪を代わりに背負った
キリストの様な存在で
私は20年間
一度もその子のことを
忘れたことはない
本当にない
昨日も思い出したし
きっと今日も思い出すだろう
夜になると彼女との時間が
毎晩訪れる
その夜を
えいせいとも過ごしたし
エマとも過ごしたし
ハナさんとも過ごしている
私が今受け取る幸せと
同等かそれ以上の幸せが
彼女にも訪れるように
私は祈っている
そしてこれからもきっと
忘れることは出来ないのだと思う
どこかで会って
あの時の私です
今幸せです
と話してくれたら
もしかするとその夜から
安心して眠れるのかも
しれないけど
もし会えたら嬉しいけど
それを願うことよりは
それより今は
ただ受け入れて
その小さな体で
私に大切な心のエネルギーを
与えてくれた彼女の幸せを
ただただ毎日毎日
祈り続けたいと思っている
そして、私が届けたい
“人生はいつからでも
どんな状況からでも
自分だけの力で作り上げられる”
という思いが
奇跡的な巡りで
彼女に届けばいいなと
願ってる
私が毎日ブログを書く理由
そして、愛と勇気を届けたいと
願う理由
それは“あなたへ“でもあるし
“わたしへ“でもある。
読んでくれてありがとう
書くことでとても癒されました
いつか
いつか
神様お願いします
いつか彼女の幸せを
目撃できますように
願いを込めて
響月ケシー
コメント
コメント一覧 (3件)
泣きました。新御堂筋のロイホ知ってるので想像できて、
マクドで読んでしまい、めっちゃ泣いてしまいました。
どうか、大好きなケシーさんも、その子も幸せに、本当に本当にめちゃくちゃ幸せになれますように。
ありがとう♡
あの子も私もあなたもみんなも
幸せであれますように!!
どんな酷い体験も
どんな素晴らしい体験も
私達はそれを己の糧として分かち合い
やがて誰もがたどり着くであろう黄金の光の中に昇華させましょう