そして
最もお風呂瞑想の中で重要なエネルギーである
”水“のエネルギー。
人間が生きていく
生命を維持するために必要不可欠なものが
水です。
人間を含めたあらゆる動物が
この水のエネルギーを
生きる為に必要としています。
水は、別章でもお話しした様に
“理解する”エネルギーです。
自分自身の今を見つめ
理解する事を水はいつでも助けてくれます。
この水が足りない時
最もわかりやすく表れるのは
”お金“の事です。
お金が足りなかったり
借金が増えたり
なぜだか解らないけどお金が無くなっていく。
こういう状態の時、実は
”自分の事が全く分からなくなっている“可能性が高いです。
何故なら、人は思いの通り
魂のままに生きている時というのは
必ず必要なお金はめぐってくる様にできています。
それが足りていない時
無い時、必要以上に使ってしまっている時というのは
本来の自分自身から
ズレているという事を、強く物語っています。
なので、お風呂の中で瞑想をするという事は
強く自分を取り戻す行為そのものであると言えます。
正にその状態であるという方は
是非塩を入れるという事をお勧めします。
塩を使って
自己理解のエネルギーを特に強める事で
自分自身への深い理解を促す事が出来ます。
一方で水のエネルギーが
過剰だと言われる状態の時は
どういう事が起きるかというと
“損得勘定”のエネルギーが強すぎる事で
立居振舞がみっともなくなってしまいます。
例えば、頼まれ事をされたとしても
自分に得が無いと思うと
適当な返事をして断ってしまう。
一方で、損をするのが嫌だからと
細かいお金の出入りを見張ってケチケチしてしまう。
これは、自分の現状に対する理解が
足りていない事で起こる“不安”が引き起こす
立居振舞です。
もちろん、こういった立居振舞は
人間関係のトラブルや
人の助けを得られない状況を呼びます。
実は、とっても現実的な行動をとっている様に見せかけて
これは地に足がついていない状態。
つまり”今“を生きられていなくて
未来に意識が向きすぎてしまっている時。
こんな時は実は“グラウディング”が重要です。
土のエネルギーを体にたっぷりと取り込む。
しかし、先ほどもお伝えした通り
土のエネルギーというのは水と相性が悪いので
お風呂の中で取り入れる事はできません。
ただ、塩風呂でたっぷりと自分を浄化した後に
是非、土の上を裸足で歩くという事をしてみてください。
何かと不安に押しつぶされそうな時
あなたの中にある損得勘定が不安によるものなのか
現実的な物なのか
あるいはまた別の立居振舞があるのか。
その辺りをしっかりと冷静に見るきっかけを与えてくれるだろうと思います。
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