今日も生きてる皆様
本日もお読みくださり
本当にありがとうございます
ケシーです
最近心理学について
ちょこっと勉強したときに
ダブルバインド、っていう
心理学用語に出会いました
これはいわゆる
二重拘束、という意味なのだそうですが
口では
“あなたの自由に生きなさい“
とか
“あなたらしくありなさい“
と需要的な態度を取っておきながら
親にとって望まない選択を
子供が取ろうとしている時に
悲しい表情をしたり、不機嫌になったり
説得しようとするなどの
遠回しの表現で
受容的ではない態度をとるとする
すると子供は
ダブルバインドの状況に置かれ
これは子供の心に非常に重大な
プレッシャーをかけるそうで
精神の不調を引き起こしやすい、とのこと。
例えば
“あなたは自由に生きなさい“
と言いながら
子供が公務員になりたい
と言い出すと
“はぁ・・公務員ですか。。“
みたいな。笑
人生楽しむのが大事!
って言っておきながら
ゲームは親が不安に陥った時に
一方的に取り上げる、みたいなね。
結局子供はいつも親の顔色を窺って
取捨選択しなくてはならず
その上真正面なコミュニケーションを
とることは“親の建前“に阻まれる
で、こういった
非受容コミュニケーション
つまり親に
自分のありのままを受け入れられないという
経験が積み重なってくると
自分の中の“インナーペアレント“
という、自分を監視する自分も
非常に、非受容的になり
自信が持てず、失敗や挫折や悩みを
乗り越えられなくなってしまう
究極には病的な虚言癖や
鬱の様な症状も現れてくるのです。
もちろん年齢相応の
関わり方があるので
小さい頃、幼児期などは
ある程度の躾や導きが
必要になってきますが
10代を迎えた頃の子供に
こういったダブルバインドが生じると
先々の自己人格形成に
重大な影響が出る可能性がある、と
で、包括的に考えた時に
やはり
子供を“自分のパーツ“のように
捉えると
自分好みにデコレーション
したくなるものです
子供は10代を迎える頃には
もう一人としての人格を
歩み始めるので
もうそれ以上は自分の思い通りには
できない存在だと理解する必要が
あるのだと思います
そうすると子供が自身で体験する
いろんな失敗や挫折や
それに向き合う中で訪れる
いろんな感情の波の中で
自分自身が自分自身で
もがいていくプロセスの最中
健全なインナーペアレントを
形成していくのです
で、結論から見ると
このインナーペアレントは
ほとんどの場合
“親の社会の見方“と
直結しているようなのです
親が社会を地獄だと見れば
子供は自分の中に
社会は地獄である、という
インナーペアレントを形成するし
親が社会を楽しくていい場所だと見れば
子供は自分の中に
社会は楽しくていい場所だという
インナーペアレントを形成する
これが、刻々と親のカルマが
子供に継がれていく経緯なのだと
感じたのです
だとすると、良い子育てというのは
いつだってどのタイミングからだって
自分が社会をどう見るかを
どう自分で矯正していくかでしか
成り立たないということにもなります
自分が怖いと思ってるから
怖い思いをしないように
子供を縛ったところで
世の中が怖いと思っている人を
作ってしまうだけなのです
だから、信頼と愛を寄せて
子供に信頼を寄せていくことで
健全な親子間コミュニケーションは
そこはかとなく
育まれていくのだと思います
だから、何をすれば良い
これをすれば良い、ということは
言えないな、って心から
思ったのでした。
愛を込めて
あなたは大丈夫だから
あなたの子供も大丈夫。
響月ケシー
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