ケシーです
みんな、色々大変ですよね
私も大変ですが
どうにか、やっていますよ
親の世話とは素晴らしいものですね
これ以上に内省的に
自らを顧みることができる仕事は
他にないんじゃないかと思います
不思議なことなんですけど
母親を介護するようになってから
すごく、空が綺麗だなぁって
思うようになったんですね
月をみて
あまりの美しさに驚いたり
するんです
それは、私の人生に
新しい“死“という
キーワードが訪れ始めて
あと何回一緒に
ご飯が食べれるだろう
あと何回こうやって
帰りを待つ親の元に
帰ることができるだろう
そういったことを考え始めるように
なりました
すると、景色が
綺麗に見えるんです
今日という代わり映えしない
当たり前の日々が
いつかの私の
思い出になるんだと
気がつくんですね
すると、そこには
いつでも季節があって
地球があって
私という生命が
ここに生かされているという事を
知るんです
時が止まったかのように
心に刻まれる美しい景色と共に
1つ 1つのなんの変哲もない日常を
心に刻みながら
生命を感じて居ます
神秘的な“衰え”という
季節を迎え始めた母親と
まさに開花したばかりの
親指姫のような娘
そして、まさに人としての
成熟期を迎えようとしている
しめ縄のような私
傍で強く支えてくれる
父と息子の気配を感じながら
この女の連続の川に流れている
壮大な歴史を感じずには
居られなくて
今朝は雪が降りました
静かな雪の景色を眺めながら
母をゆっくりと起こして
そして、起きたまま静かに
指を吸う娘の小さな鼻息が
微かに聞こえる静かな我が家で
人生とは素晴らしいものだ!!
と、心から謎に歓喜するんです
これは、仕事で成功したり
何かを勝ち得た時の高揚とは
全く違う種類の
理由を必要としない
静かなる歓喜
そして、この歓喜は
私を祝福して
もっと大きな
特別な理由を必要としない歓喜を
もたらすだろうと思います
幸せに生きるということは
こういう事なのだと
思います
おかげさまで昨今は
毎日のようにジュエリーのデザインが
仕上がっていて
本当に楽しくて幸せです
自分の人生は
本当に自分が作るのです
あなたが作るのですよ
できるのです
何が起きたって
大丈夫
響月ケシー