ケシーです
老子の書物を
ふと、読んでいます
老子は宇宙人だ〜
みたいな事を言っていた人に
過去会いましたが
実際には“老子“という人物はおりませんで
“とある思想家“が書いた書物には
誰が書いたとも、俺が書いたとも一切が書いておらず
しかしその内容の極めて実践的な思想の豊かさに
読む人が“老子“と名付けた
というのが本当の話なようです
今でいう、匿名ブログのようなものです。
一方で、たくさんの弟子に恵まれ
名を馳せ、易という一大学問を成した
孔子とは非常に対照的です
老子と孔子はいずれも東洋哲学の中心を担う
非常に重要な思想を立ち上げましたが
その片方がまさかの匿名ブログだったとは
と驚きを隠せずに居ます
そして老子の言葉にはよく
“言葉を過信するな“
というメッセージが多く含まれています
自らを言葉自体で縛ってはいけないよ
と教えてくれるのです
また
“良く生きるためには“
という言葉もあります
私は老子のこの言葉が
非常に好きです
成功するには、世に出るには
幸せになるには、豊かになるには
という形で
ある一定の状態を望ましい状態であると
ある種“妄信“して
自分自身を強く方向付けする事を
私たちはいつもしています
しかし、非常に普遍的で
そして定義されすぎていない
“良く生きる“という
曖昧で、そしてどこか心の奥底で
なんとなくイメージし得るような言葉で
“良く生きる“ためには
何が必要かを教えてくれています
それは
“感性を磨く“事
“我が身を愛する“事
“内なる声に従う“事
“神秘を信頼する“事
これを“仁“と呼ぶとされています
仁とは、風水でいうところの“木“でありまして
それは大いなる“始まりのエネルギー“です
季節で言うと春であり
植物でいうところの新芽です
物事の決着は
ほとんど
その始まった時のエネルギーで
決まるとされます
つまり、この
“感性を磨く“事
“我が身を愛する“事
“内なる声に従う“事
“神秘を信頼する“事
“仁“で事を起こせば
それは宇宙の示す“道“(たお)の通りに
良い流れに乗るだろう
と諭しています
私は風水師としては
非常に成功した方だと思います
十分な収入とお客様と素晴らしい門下生に恵まれ
本当に不自由なくさせて頂いておりました
けれども、私の“内なる声“が
私を宝飾表現に誘導してくれました
もちろん、多額のお金を投じていて
金庫をお金で一杯に満たす事だけを考えると
愚作かもしれません
家族は反対しました
ですが
それでもやりたくて
多くの人に
美と哲学を届けたくて
芸術の学校も
宝飾の学校も
行っていませんし
そんな知人友人も
当初は1人もおりませんでした
けど、飛び込んで
飛び込めてよかったなぁと
毎日本当に心から
つくづく思っています
これを読むすべての人に
“道“は用意されています
そして、その鍵は
自らの心の“仁“にあるものです
自分の内なる声に耳を傾けて
誰かに評価された偉人の言葉を
決して真に受けないで
未だ目に見えない心の不定形さに
大いなる信頼を寄せられるように
無形のダイヤモンド
魂のダイヤモンドは出来ました
その8ctの空洞のダイヤモンドは
そういった哲学を抱いています
このダイヤモンドが視界に入るたび
ネット検索を辞めて
誰かの言葉を間に受けるのも辞めて
深く深呼吸して思い出して欲しい
あなたの答えは常に
あなたの魂の中にある
絶対にあるから安心して欲しい
この何もない
空洞の中にある
響月ケシー