皆さまごきげんよう
ケシーです
最先端を生きある愛ある皆さま
本日もお読みくださり
本当にありがとうございます
名古屋レビューの前に
書きたい事があって
吉本興業さんの件なんだけど
経営側と芸人さん側って
多分、全く違うから
それは、どれぐらい違うかと言うと
もう、すんごい違うから
それは何が違うかというと
引き受けてる責任が
そもそも違う
どれだけ仲が良くても
兄弟でも親でも
もう全然違う
芸人ファーストー!
とか聞こえてくるけど
1番、とか2番、とかで
測れるものじゃないものを
どっちが大事!
と問いただすのは
私と仕事どっちが大事なの!
と同じ議論で
芸人さんも大事
経営も大事
っていう事が基本
芸人さんたちは
芸人として光るという
コンテンツクオリティの
責任があって
一方で経営者サイドは
経済的責任というものがある
芸人さんたちだけではなく
そこで働く全ての人間を
路頭に迷わすわけにはいかない
という責任がある
それは、なかなかの恐怖で。
芸人さんの一番の目的は
自分が光ってちゃんと
世の中に良い笑いを届ける事である
一方で
(もちろん後輩を育てるとかも
あるだろうけど)
経営側は
1.いい芸人を見つける
2.いい芸人を育てる
3.いい芸人を世にお披露目する
4.いい芸人を世に出させてくれる人と付き合う
5.いい芸人に、居続けてもらえる様に頑張る
6.それを手伝ってくれる人らを護る
とだな
ざっと、責任がある方向が
数倍あるわけで
こういう時にやっぱり
我々は”労働側”というマジョリティーで
感情を引っ張られながら
どこか判断しちゃうから
どうしても、経営側が
悪く見えるし
関わる人も
その背景を想像するのは
簡単ではないから
どうしても経営側の
一挙手一投足が
琴線に触れてしまう
けど、やっぱり芸人さんたちは
大切な商品であり
資産である一方で
やっぱり
リスク対象でもあるわけで
商品を世に出す!
という事は
やっぱり、出すことによる
責任も引き受けるという事で
手作り石鹸は
自分で使って自分で使ううちは
ファミリーで良いけど
ネットで売ろうと思ったら
やっぱり責任は出てくるわけだ
いわゆる
コンテンツクオリティが
(=売れている、いないだけではなく
品性やイメージアップに貢献するという面も含め)
求められる水準を割った時点で
(今回の様な致命的なイメージダウンで)
経営側としては株主がいる以上
やっぱり、経済合理性を基準に
時に、一部の芸人さんたちの意向を
一時的に抑圧してでも
経営として取らなくてはいけない
舵があると私は思う
つまり
ペヤングに虫入ってたら
その商品を回収しなきゃいけないという判断は
経営サイドにあるわけで
しかも
入ってない!そこ通っただけや!
って言ってたのに
がっつり入っとるやないか!!!
ってなってるわけで
けど、虫はたまたま入った訳で
誰かが意図的にいたずらで
虫入ったまま出荷したれ!
って思ってやったわけじゃなくて
悪意ある会社の外の人のいたずらか
あるいは、丁寧に検品しても
どうしても混入してしまった
事故なわけで
けど、そういう悶着もあって
あかん、とりあえず回収や!
って回収しようとしたんだけど
回収の仕方が
まずかった
お店の人やマスコミにバレるのが
怖かったので
夜中にこっそりスーパーに忍び込んで
わからんうちに回収しようとして
見つかった
って感じだ
回収責任を果たそうとしたのに
回収の仕方が非常にまずかった
物言わぬペヤングだったらいいけど
血の通った人間だから
やっぱり回収される側は
被害感情が出てくる。
堂々と回収して下さいよ!
なんで夜中に忍び込んだんですか!
けど、やっぱ経営サイドとしては
ペヤングは回収せなあかん
ファミリーやから!
俺らが作った大事なペヤングだから!
といってスーパーにそれ並べる
わけにはいかん。
だから、正直に言えばいいと思うんだ
怖かったんです!
だから夜行ったんです!
虫入ってる事を認めるのも怖くて
嘘をついてしまった
けど、怖いから
いや・・行こうと思った時が
たまたま深夜3時やったんです・・
ってなるわけで・・・・
と、ここまで思考が走った時に
怖がってる2人の
男の人の姿が突然現れて
じゃあ、誰が怖いのか?
何が怖いのか?
ってなると
我々だ
この一連の騒動の
一番の加害者は
私だった
ってことに気が付いて
愕然としてるなう
こうやって何かしら
自分の被害感情と結び付けて
自分の中にある罪や黙殺して来た
過去の過ちと重ねて
お前が悪い
お前が悪い
辞めろ
辞めろ
と騒ぐ我々が
ああいう反社会勢力の
悪事に一番燃料を注ぎ続けて
あの人にああいう会見をさせて
あの人にああいう会見をさせたわけだ
そしてそれは
同時に我々もゆっくりと
水攻めにしていく
誰かに突き付けた指は
必ず、自分にも突きつけられる
狂気はなんと
あたしらの中にあった
あんなことがあっても
ペヤングに虫が入ってても
え!けど、まぁ誰も悪ないな。。
けど、次は気を付けてよ
って、もう少し
失敗や恐怖から出た保身を
しっかりと真実を見極めて
赦す力が我々にあれば
(反社会勢力を肯定しているわけでも
詐欺被害者を自業自得だと言ってるわけでも無い)
2人とも、本当の自分の姿を
安心して
さらけ出す事が出来るだろうし
優しくなれると思うんだよな
女性的かな
理想過ぎるかな
けど、そもそも
客観的には
誰も”辞める”っていう話じゃ
ないと思うんだ
ペヤングはちゃんと検品して
また大丈夫になったら
お店に並べたらいいじゃないか
だって、みんな大好きな
ペヤングだから。
けどさ
こういった出来事が
食品メーカーとか
車メーカーじゃなくて
吉本興業さんで起こった事は
とても意味深いと思う
なぜなら
お笑い、という
この世界に差す
紛れもない”愛”であり”光”であり
長寿の効能があると言われたり
それがある家庭の子は
まっすぐ育つと言われたり
そんな魔法を扱う会社だから
凄く意味深いと思うんだ
だから、一番優しく
ならなきゃいけないのは
我々かもしれないな。
6000人も抱えて・・
っていう話もあるけど
吉本興業さんは
”ある一定以上人が見に来る箱を持ってる”という時点で
(花月とか)
多分どこよりも
お笑いを世間に届けるという点で
先行投資をしている会社だとも思うし
我々ブロガーからすると
ヤフーのトップニュースに
コンテンツクオリティが
保障されていない状態でも
載せてもらえる特権を
もたらしているわけで
けど1つ言えるのは
吉本興業さんがこういう会社になる
途中を知っている人が知っている
ある意味での”愛”と
それ以降の人達が
”享受”しているものに対する
当たり前の感覚とのギャップは
あるのだろうなぁと思ったんだけど
経営と言うものは常に
”後から来た人たちに合わせていかないと死ぬ”
という事と
”護り続けなきゃ死ぬ”
という事と常に隣り合わせで
経営はやっぱり
”わるいもん”
が居て、安定するという
経営現場での実態としては
あるわけで
けど、この
日本と言う国に
大量の笑いと言う光を届け続けている
この魔法の会社で起きてる
この大切な事件を
やめろーやめろー
っていうハレーションで
根絶やしにしたり
バラバラにしてしまうのは
良くないな、って思う一方で
グーグルみたいに
社長2人にしちゃうのが
良いんじゃないかなぁ!!!
(芸人さん側とマネジメント側との共同代表!
社長はだれだろう!やっぱさんまさんかな!
まっちゃんかな!)
という雑な提案は
別に疲れたわけじゃなくて
本当にそれがいいと思って
書いてる
けど、この混沌自体も
魔法の会社の
いいところかもしれない
なんて
結末があるようで
無い様な
徒然草でした。
愛をこめて
響月ケシー
コメント