皆様ごきげんよう
ケシ―です
最先端を生きる皆様
今日もお読み下さり本当にありがとうございます
このニュース
女性理由に土俵下であいさつ「悔しい」 兵庫・宝塚市長
女性が人命救助中に
土俵を降りろと言われたとかなんとか
それに対して宝塚(私の住む町)の女性市長が
土俵の上であいさつがしたいと申し出たところ
そらあかん、とオスモー協会が言って
あな悔しか!とスピーチで言ったという
そんな流れ
船井総研にいた時
若手の社員の中で
たった一人の女のプレイヤーコンサルタントとして
数字を必死に上げていた頃
役員の前で大泣きした事があった
私は、限界だった
体力的にも、精神的にも
数字を追う事にも
当時の常務だった
大尊敬する五十棲剛史さんの前で
「女のコンサルタントなんて必要なんですかね」
って大泣きした
常務は「これからは女性が必要なんだよ」
と言ってくれた事をよく覚えています
(最近卒業されたようです!応援しています!)
数字はあげてた
仕事も頑張ってた
充実感もあった
けど、どうしても
自分を肚から納得させられていなかった
その時のわたしを
思い出しました
私は、認められたかったんじゃない
男の子の様に強いからだが
欲しかったんじゃない
グルグルとうつろう心を
消したかったんじゃない
生理を止めてしまいたかったんじゃない
自分を変えてしまいたくて
悔しくて泣いたんじゃなくて
そこにいる限り
わたしがこの世で羽ばたこうとする事と
わたしがオンナとして安心を胸に安らかに過ごす事と
その両方が
そこにいると
どう考えても両立し得ない事が
完全に解っていて
深い深い
絶望のなかにいた
女としての充実と
人としての充実が
それが、当時は
どう考えたって
両立しえなかった
「部下としては最高だけど、女としては微妙」
そんな言葉も
はははと笑って受け入れるしかなかった
仕事人として
鋭さを増していく一方で
心の中で膨れ上がる
愛されたい
愛されたい
愛されたい
愛されたい
という
生き物として
当たり前の
本当に普通の当たり前のこころ
それさえも
差し出してまで
私は、ここで
戦わなければいけないのか
そうでもしなければ
私は、日の目を見る事は
無いのか
なんて、そんな事を想いながら
思い切り泣いた事を思い出した
だから結婚してみたかった
愛されて、可愛がられて
お前はそのままでいいよと
言われたかった
そしたら、ケシーもっと頑張れるよ
って思ってやってみた
けど、それもうまくいかなかった
(けどその代り母にはなれた)
平等なんて
1ミリも求めてない
女性の社会進出だ!
と、何人の女性管理職が居るかを
競争されても
女性がそれを喜んでいると思っていたら
そんなの大間違いで
むしろ女性の多くの
潜在意識は
私たちが頑張る事で
世の中が良くなるなら
頑張ります
と、ただ今まで通り
家庭だけに尽くしてきたのを
家庭と会社の両方に尽くし始めてきただけ
そして、多くの会社で頑張る女性は
ハナっから正当な評価なんて
求めてない
ただただ、自分が頑張る事で
皆が少しでも良くなら
それでいいですよ、って
そんな想いでやってる
本当は
私たちはただただ
女のままで
社会と繋がりたい
何も求めてなんかいない
ただ
自分を殺さなくていいまんまで
わたしのまんまで
存在していて良いよと
言って欲しい
それが叶えば
役職も、地位も、名誉も
何もいらない
世の中の役に立ちたい
誰かを笑顔にしたい
もっと、良くしたい
何かわからないけど
一緒に頑張りたい
そんな普通の奉仕の想いが
どこかで曲がり角を間違えて
社会に対して
自分を磨き上げていけばいくほど
女として大切な何かを
静かに
少しずつ削ってきた気がして
おんなの変わる気持ちも
毎月血を流すこの体も
優しすぎるこのこころも
子供を産めばしばらくうごけない事実も
酷使しすぎて
みんな傷だらけ
とっても、寂しくて
寂しくて
出口のない孤独は
日本中を迷い歩いてる
高い給料なんて欲しくない
社会的地位なんて
本当に求めた事は一度だって無い
けど、仲間に入れたかもしれないって証拠が
それしか見当たらなくて
必死に、求めてみても
けど、何かがずっとずっと違う
一歩一歩社会に向かって
自分を差し出すほどに
大切な何かを
1つ1つ落としていく
わたしは、わたしのまんまじゃ
ダメなんだ
その女性の大いなる勘違いが
ずっとずっとこの
悲しい戦いを続けさせている
だから、私たちは
遂に
女のままで
繋がっていく
優しいままで
素直なままで
謀をやめて
戦いを降りていく
その小さな革命が
そこらじゅうで起こってる
そして、遂にはきっと
その小さな爆発に
感応して
男の人の報われない思い達も
きっと、一斉に報われ出す
愛し合う
おとこのままで
おんなのままで
社会とも切り離されないで
この世界を育んでいく
そんな事を想ったよ
ただいま
おやすみ
響月ケシー
コメント
コメント一覧 (2件)
ケシー様
ずっと拝見していました。
きっと私のような隠れケシーファンが
何百人はいると思います。
私は数年前に主が危篤になり、
四肢麻痺の、重度の夫を介護をし、乳児の息子を育て、
彼の自営を引き継ぎ、疲れはてて
今年初に離婚しました。
夫の家族にはなぜ働きながら、育てながら
主人の介護を続けられないのか
罵られ続け、私は逃げた自分を責めたり、
開き直ったり…。まだ気持ちはざわついたままです。
現在は就活をしていますが、
ケシーさんの記事に心が震えました。
私も、このままで、社会に出たい。
私は母子家庭で、40歳で、世間を知ってて、でも臆病で、
そんな私のまんまで働きたいです。
自分の過去や年齢に媚びず、就職先を愛して、恐怖や優しさで支配されず、信頼で繋がりたい。
男のようにでも、女を武器にするでもなく。
とりとめのない文章でごめんなさい。
ひっそりといつも応援しています。
大変な事を
たくさん乗り越えていらしましたね。
大丈夫です
あなたのまんまが求められる世界です
何にも歯向かわず
立ち向かわず
そのまんまで
あなたを抱き寄せる様に
世界が迎え入れてくださいますよ。
とりあえず
今まで生きてきた自分に
ありがとうね
そして、この世にあなたをもたらした
その背景の壮大な
愛の歴史にも
思いをはせてみてくださいね
大丈夫ですよ。