皆さまごきげんよう
ケシ―です
私はいつもいつも
誰か”あの人”に勝ちたかった
いつも
1番に、なりたかった
1番になれば、愛されると思って
1番になれば、いちばん愛されると思って
けど、いつも一瞬勝てた気になっても
長続きしなくて
もっと凄い子たくさん出てきて
いつもその心の穴を埋める様に
浴びる様に酒を飲んで
ストレス解消にお金を使って
そして、いつも最終的には負けた。
そしてこれは科学的に証明されててね
人間にストレスをかけると
ノルアドレナリンが出て、怒りを感じて
するとそこから逃れる為に
ドーパミンっていう快楽ホルモンを出して
結果をもっと求めろ!じゃないとやばいぞ!
ってなる
そして、結果を手に入れたら
一次的に快楽を感じるんだけど
その振れ幅が大きいと
そこには必ず落とし穴がある
もっと、快楽が欲しい
もっと、もっと、って依存症になっちゃう
私たちはそうやって
偽の欲望に騙されて
金、酒、男、その他色々な快楽を求める
買い物、ギャンブル、恋愛、食べ物
色々なものに身を沈めるときがある
だから、人間には
ドーパミンと、ノルアドレナリンを
コントロール抑制するホルモンがある
これが別名幸せホルモンと呼ばれる
セロトニン。
いわゆる
ほっと安心する
大丈夫だと想う
リラックスする。
そんなホルモン。
そして、セロトニンはね
人間の脳の
いちばん”高次”な脳を活性化する
それは、俯瞰的に物を見たり
社交性を発揮したり
色々な人の事を考えたり
いちばん”ひとらしい”脳の動きを
活性化させる
一方でドーパミンと、ノルアドレナリンは
人間を近視眼的にさせて、動物化させる
こうやって書くとね
セロトニンさえ増やせば良いような
そんな風に、思ったりするよね。
自分のセロトニンはどんな!?みたいな
けど、ドーパミンは
勉強したい!面白そう!という
重大な好奇心の役割もある
アドレナリンはあなたを
違うよ、そっちは危ないよ
って守ってくれる役割がある
私たちはこのドーパミンと
アドレナリンが無ければ
何かを会得する事も
危険から身を守る事も出来ない
だから、否定しないで
全て、バランスすれば良い
これと同じことが生活で起きる
アドレナリン、ノルアドレナリン優位だと
依存症になる
けど、セロトニン優位だと
無気力になり、何もしなくなる
どちらに良い悪いもなくて
私たちはいつも極端な二元論にはまり
いつもこっちに幸せがあるはずと
自分で目くらましをして
自然な脳の命令を黙らせる。
そしてその誤解はおおむね
”愛”にまつわるものなようです。
そう、私は
愛されたいという強い渇望の為に
自分のバランスホルモンを
自ら止めていたと思う
止まってしまっては愛されない
皆が居なくなってしまう
そうやって、やがて
セロトニンは機能せず
日々、無意味な物にせっかく稼いだお金を放り込み
寝る事さえできなくなってた
可哀想だったなぁ、私。
そして、負けて負けてズタボロになって。
よく頑張ってたね、って思うよ。
だからね
勝たないと愛されない
1番じゃないと、愛されない
を違うかもしれないと思い初めて見た
だから、やれる事だけやる様にした
やれない事は
やれないからやらないで放っておくことにした
以前の私が見たら
大嫌いなあの人みたいになってみた
すると、勝ちたいと思わなくなった
見返したいとか思わなくなった
思えなくなった
だって、私にはもう体力も気力も残ってなくて
今できる事しか
出来なくなってしまったから
前は、勝ちたくて
ちょっとでも横の人が活躍すると
心がムズムズして
ひやひやして
相手のあらを一生懸命に探してた
けど、今は
隣のあの人が活躍するのを見ても
こういうやり方もあるんだ!
って
すぐパクれるようになった。笑
(これめっちゃ重要)
前は、自分の人生を生きる
ずっとずっと手前の段階で
勝つためのツール探しの人生だった
けど、本当はね
本当は勝ちたいんじゃなくてね
自分を守りたかったの
いじめられたくなかったの
もう、寂しいなんて
思いたくなかったんだぁ。
誰かにいじめられたわけでもないのに
私の昔の勘違いは
大人になってもなお
ノルアドレナリンが
勝手に敵を作って
戦っていた
勘違いだったのに
本当はそこに無いのに
過去の記憶が
そうやって私を
必死に守ってた
けど、もう諦めて
できる事だけ
トボトボとやり始めたら
敵が消えた
誰も私を傷つけなかった
だから、誰も攻撃しなくて良くなった
自分を守る為じゃなくて
嫌な事を、ただ嫌だなと言えるようになれたから
素直に伝わるようにもなった
無敵になる事は
強くなる事じゃなかった
負けても勝っても良くなったら
敵が居なくなった事が
結局
絶対に勝たないし、絶対に負けない
無敵になった
あなたは大丈夫
自分を守りたくて
怖くて
ずっと戦い続けてきたあなた
もう、大丈夫
誰もあなたを本当に傷つけようだなんて
想っていない
(たまに本当に居るけど、そういう人からはすぐ逃げようね)
昔の経験を
記憶を
あなたを守ろうとしていた
そのカケラ達も
全部あなたの愛だから
ただ、手放して
もう、勝っても負けても
どっちでも良いってなった時
あなたは
あの日望んだ
”勝ってる状態”を
望まずして手に入れる
平和と安心のもとに
あなただけの静かな勝利と
あなただけの安らかな敗北と
絶対安心の世界をもたらすのは
仲間との楽しい笑顔の時間
セロトニンは笑顔になったら
出るんだって(*'▽')
愛を込めて
響月ケシー