皆様ごきげんよう

ケシ―です。

妊娠する前、更には独身の時なんかは

世に数ある、子育て日記なるものを

芸能人やら、パワーブロガーが書いているのを見て

「誰が興味あんねん」

「究極の自己満やな」

なんて、横目で鼻で笑っていました

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本当ごめん

今、めっちゃ気持ちわかる！

えーせーが生まれてからというものの

え？新しい私デビュー？

ってくらい、新しい人格が出てきて

自分で自分に若干引く

一生分の”たまらん”を

全て言い切ってしまうんじゃないかってくらい

何もかもが可愛さで輝いてまして

体中あーーー！と悶えながらスリスリしたり

たまらんーーー！！と匂い嗅ぎまくったり

一眼レフでパシャパシャしまくったり

何か動くたびに”天才なんじゃないか？”と浸ったり

毛布を蹴飛ばすたびに、”これは、アスリートなんじゃないか？”と思ったり

寝顔見てちょっとびっくりするぐらいの時間ニヤニヤしてたり

完全にど変態と化したママケシーです。

ええ、嘗て完全にバカにしていた親バカンと化しています。

そんな中、退院した後に勃発した問題が

母乳が出ない

ええ、比較的豊満だった我が乳房

根拠なき自信がありました。

きっと、溢れんばかりに出るだろうと。

きちっと育て上げてやるからな！

と思っていましたが

ちっとも出ない。

私が入院した病院の

えーせーが産まれた日は

男の子ラッシュで

５人の男の子が産まれまして

という事は、当然５人のママと肩を並べて

授乳の練習みたいなのをするのですが

みんな、何ミリでましたかー？

みたいなときに

２２ミリです

１６ミリです～

２８ミリですね

１２ミリ、です

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ケシ―「２ミリです(´・ω・｀)ｼｮﾎﾟﾝ」

出ない！

見掛け倒しだった！我が乳房！

しかも、この授乳トレーニング合宿が

これから１日３～４回

毎日行われるのだ！

その度に

この情けない点呼を食らう羽目になるなんて

耐えられない・・・

と思った私は

病室のベッドで夜な夜な

乳をもみしだいたり

水分をめいっぱい取ったり

体操とやらを試したりしてみたのだが

３０ミリです

２０ミリです～

１６ミリですね

２６ミリ、です

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ケシ―「４ミリです(´;ω;`)ﾌﾞﾜｯ」

ほんとにちょっと泣いた

今まで生きてきて

ある程度の事は人より出来てきた

クラスでも、何やっても

真ん中よりは上だった

けど、母乳はこの小さなママ界の縮図の中で

圧倒的ビリ

もう、これ以上辛い事はなく

出もしない母乳を数分吸わされたえーせーは

当然哺乳瓶に入ったミルクをグビグビ飲み干すわけで

母乳がきっちり出る他のママんとこのベビーは

多少ミルクを残すのですが

えーせーは当然

完飲。('ω')←どこか達成感すら感じる顔

そりゃそうです。母乳出てないんですから。

むさぼるようにミルクを飲み干すえーせーに

ごめんよ・・・(´;ω;`)ﾌﾞﾜｯ

そのまま大した乳も出せないまま退院。

みっちりミルクの調乳を教わり

帰宅・・

その日からケシ―の一生懸命

２４時間乳出しマシーンライフが始まったのでした

痛い程乳マッサージして

乳が出ると噂の食べ物を食べまくって

ちょっとぐずるとすぐ抱っこ！おっぱい！

でほとんど寝ない生活を送り

１週間検診・・・・

なんと体重増加１日５グラム

(゜o゜)・・・・・

私なんて

乳すら出せず

母親失格なんだわ・・・・

(いや、そんな事は無い）

看護師さんも

「ミルクを足してくださいね・・」

可哀想だから・・って言った！？

ねぇいま言った！？

• _|￣|○ｶﾞｯｸｼ･･

相当落ち込んだケシ―はなんか吹っ切れて

もう、足りないんだったら

ミルク飲ましたらええわ～～

別に死ぬわけちゃうし・・

って思った瞬間

じゅわっと母乳が溢れ（笑　ほんとマジこれ

ほっといても溢れる程に出る様になり

次の１週間後にはなんと

看護師さんが

「笑 すごいですね( ﾟДﾟ)」

って引くほど

１日１００グラムペースで増えていました、とさ。

教訓！

何事も！

あってもなくてもどっちでも良い！

って思えた時に与えられる！！

けし子