いつ体のどこに触れても
思った以上に柔らかくて驚いている
これはきっと
もっと本質的な
柔らかさなのだと思う
呼吸をしていて
心臓が鳴っていて
コロコロと表情を変えて
心地よい声をあげて
そこにいる
そして眠る1秒前まで
知らしめてくるのは
私を愛しているということ
そして私は
寝顔を眺めて
今日も私は愛されていた事を
思い知る
あなたたちがいなければ
私の食べるものは
未だに何の味も
しなかっただろう
あなたたちがいなければ
太陽はこれほどの意味を
私にもたらなさかっただろう
あなたたちがいなければ
私の時間はよくわからないもので
満たされたままだっただろう
私はまるで
この世との繋がりを忘れ
暴走する
機関車のようだった
けど
あなたたちと出会ってから
わたしの中の
とても大切な回路が
また、動き出しました
あなたのために生きることが
わたしの人生だと
そうだったのかと
わかった時に
心の中にあった感情は
聞いていたような諦めではなくて
溢れるほどの希望でした
人から聞く人生と
実際に生きてみる人生とは
全くの別物でした
わたしはきっと
あなたたちより
先に死ぬでしょう
その時はきっとわたし
もうあなたたちと
一緒にいられないことを思って
寂しさのあまり泣くでしょう
ああ、死にたくないなぁ
あの頃に戻りたいなぁ
あなたたちを育てていた頃に
戻りたいなぁと
涙しながら
死んでいくと思います
何度生まれ変わっても
またあなた達を産みたいと
思います
何度でもまた出会いたいと
思います
私の人生に現れてくれて
ありがとう
ありがとう
ありがとう
<あとがき>
2日間ガッツリ
寝たきりの状態で
子供たちと過ごした週末でした
ソファやベッドでただ微睡む私のそばで
ただただ私を癒してくれました
寝過ぎて眠れない夜に
子供達に向けて書いた
ポエムです(照)
この目眩の2日間を経て
何か昔の自分の感性が
舞い戻ってきた予感がしています
おかげさまで
すっかり元気です♡
あまりに穏やかで
愛に溢れた気持ちで
書けたのでお裾分け^_^
みんなも愛する人たちを思って
この暖かい1日を共に
過ごしましょう♡
響月ケシー
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