皆さまごきげんよう
ケシーです
最先端を生きる
愛ある皆さま
今日もお読みくださり
本当にありがとうございます
昔の子供に、引きこもりやいじめによる自殺が
少なかった理由として
”里山”の存在がある
という人がいました
子供には
家があって、学校があって
その両方とも
それなりに”評価”を受けるわけです
そんな
家とも学校とも
折り合いがつかない時は
近所の山で１人で遊ぶ
という選択肢があった
そして、自然と向き合う
自分でも誰かでもない
第３の確かな存在と
向き合う
そんな心の聖域を
子供は無意識のうちに
はぐくむのです
自然は子供にも大人にも老人にも
そのただただ壮大な
エネルギーを
無料大サービスでお届けなのです
そこで、虫取りをしたり
自分流の遊び方をしたり
心を許せるだれかと寝転がったり
ただただ探検したり
そんな
世界と自分との
たった二人きりの空間が
誰かの評価や
決められたルールから
自分をきっちりと切り離して
たった一人の
心の聖域を育んでくれます
嘘のような本当の話なのですが
私は小学校３年生まで
お友達が一人も居ませんでした
母は私に
友達を作れと
言いませんでしたし
誰かと仲良くしなさいとも
言いませんでした
だから私は
誰かに遊ぼうといわれたら遊び
誰も遊ぶ相手がいない時は
草花の絵をかいたり
作文をしたり
塀の上や自動販売機の間を探検したりして
たった一人で
平気で過ごしていました
私はたった一人で
そして、たった一人でした
たまにお母さんに
大好きなオムライスを焼いてもらって
近所の公園や山で
たった一人で食べるのが
好きでした
人がいない時間帯をわかっていた私は
その時間を狙って
お母さんにおねだりしたオムライスを
タッパーに詰めて
１人で敷物を敷いて
風が吹くと
落ち葉が一斉に飛び回って
私の頭の周りを
声をかけるように飛んで行ったのを
覚えています
私は、正真正銘の
変わり者だと思います
”ふつう”にあこがれて
仲間に入れてもらおうと
何度試しても
結局いつも
中には入れなかった
いや
もはや
入り方も解らなかった。(笑
つがいになる事も出来ず
上手に飼われることも出来ず
とはいえ
そう簡単に人を裏切る事もできず
割り切れるほどに温度の下がってない心は
いつも誰かを探し求めるようになりました
たった一人で目的もなく過ごすその時間
それはもともとは
とても甘美なぜいたくな時間でした
それがいつからだろう
孤独に姿を変えたのは
その道端でえーせーという子を産み
抱きながら
とぼとぼと
私は相変わらず
結局いつでも
一人で歩いてきました
けど、おかげでね
たった一人の
その根本的な不安を引き受ける
度胸だけはありますよ。(笑
けど、最近は
たった一人だと思っていた里山に
色々な動物が暮らして居る事に
気が付きました
本当に面白い動物が
たくさん暮らして居ます
あなたの心の中に
里山を見つけて
誰にも評価されず
誰にも合わせず
家族からの社会からも切り離された
たった一人のあなただけの聖域を
心に育むと
あなたの感性が
世界に大きく羽ばたいていく
孤独というデザートを
毎日楽しむ
そんな、なにも必要としない優雅さが
あなたにどんなものでももたらしてくれると
そう思いませんか？
愛をこめて
さみしいあなたは
とても贅沢な時間を
過ごしています
ケシー
