皆様ごきげんよう
ケシーです。
私の父親は航空機のパイロットだった。
小さい頃から何でも知っていて
頭の良くて、かっこいいパパが大好きだった。
そんな父が定年退職をして
しばらくゆっくり生活していたのだが
最近になって、新しく仕事をはじめたと聞いた。
塾の講師をするそうだ。
産まれてこの方
パイロットという特殊な技術職の父の姿しか
知らなかった私は
父が塾講師の仕事をすると聞いて
え?
って思った
正直、嫌だって感覚が
身体を走ったのである。
普通に考えたら、定年退職後に
自分の知的好奇心を枯らさないために
頭を使う仕事を続けるなんて
すんばらしすぎるし
父が何をしようが、どうあろうが
それは父の自由だし
そんな事で、私が変な感情を持つなんて
30にもなってあり得ないでしょう。
っていうのが普通だけれども
けど、私は確かにそんな感情を持った。
それは、逃してしまいそうなチクリとした感情
そして芋づる式に
自分が自分に仕掛けていた罠に気が付く
私は、中学校2年生の頃に家出をした事がある
(まさに15の夜である)
実にそこから18歳で高校入学するまでの間
実に3年弱、私は家を飛び出していた
それは、ただただ自由になりたいという渇望だった
具体的には
”親は自分に理想を押し付ける”
”理想の子供像を押し付けないでほしい”
”私は私だ!”
そんなことを思っていた
けれども、今になってこの一件から
当時の自分自身を思い出していると
私も、いや
私こそが
同等かそれ以上に
親に対して
理想の親像を押し付けていた事に
気が付いて
”親なんだからこうあるべきなのに、こうではない
だから私は苦しい”
そう思っていた事が
当時の私の苦しみのすべての原因で
そして、それを親は身をもって
私に
”お前はこんな考え方をしている”と
見せてくれていたんだなぁと気が付いた
そして
ごめんね・・ってお父さんに思ったのでありました。
んで、何かが癒えた感じがとても、して。
塾講師頑張って~と素直に思えたのでした。
思い起こすと
きっと全ての誰かや何かに
言われたこと
されたこと
注意されたこと
した方が良い事
それは、きっと
あなたを楽に生きさせるためのヒント
(気付くのに15年かかってますけど)
言われた瞬間は腹が立ったり
相手を責めたくなったり
色々あると思うけれども
その1つ1つしっかりと向き合って理解して
受け止めて、そして、許す事
これは、東洋哲学、易の世界でも同じく
説かれている事で、風水の世界も同じ
素晴らしき
全てがコントロールできるこの世界
答えはいつでもあなたの中に
そして、それはいつでもあなたのまわりに映し出される
けし子
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