今日も生きてる皆様
本日もお読みくださり
本当にありがとうございます
ケシーです
わたしって、半分日本人で
半分フィリピン人なんですね
で、母親がフィリピン人で
お父さん、弟、兄と5人家族なので
実は“日本人女性“と
ともに暮らしたことがないんですね
で、もちろん小さい頃とかは
日本の大多数の方と
文化的にも見た目的にも
違ったことが原因で
アンチ日本!みたいな気持ちが
強い時期も10代とかあったのですが
子供も生まれたり
仕事もやってきて
日本って本当にすごいなって
素直に思えるように
なってきたんですね
で、その1つにわたしは
“神道“があるなぁと
思っていて
神道ってすごい宗教なんですよ
世界的にも非常に珍しく
それでいて未だに機能している
奇跡の宗教なんです
・創始者もいない
・教義もない
・教祖もいない
・宇宙創造の神もいない
・神話に出てくる神ほぼ何もしない
・救済もない
・ってか神あんまり何もしない
・何でもかんでも神になるし
・人間だって神になるし
・なんなら神辞めたい神もいるし
・修行もない(お祓いはあるけど)
・人間には根本的に罪もない(穢れはあるけど払える)
・聖域もない(清浄な地はある)
・御神体もない(依代はあるけどね)
神職の人はいるけど
あくまで“儀式の代理人“な訳で
権威を持っているわけではないんですよね。
後からそういうわけにいかないでしょって
付け加えられたものはいろいろあるにせよ
もう、宗教学的観点に立つと
神道にはなんにもないんですよ。
で仏教が日本にやってきたら
1400年ぐらい余裕で共存したし
いまだに伊勢神宮には毎年
何千万人も参拝にくる。
神道っていうのは
宗教学的カテゴリーで言えば
民族宗教なのですが
その中でも奇跡的に残存しつつ
いまだに日本国民の生活に浸透している
奇跡的宗教なんですね
世界的にも非常にまれ
(通常は外来宗教が来た瞬間
その土地の民族宗教はたいてい駆逐される)
で、わたしは日本の“女性“が
この“神道“っていうのを
(あるいはその最初のモデルを)
作ったんだと思ってるんですね
日本の女性が、神様とつながって
ああしろこうしろ
これは作っちゃダメ
これはいる
それはいらない
みたいな感じで基本を作って
神道は成り立っていったと思うんです
沖縄ではそれがもう少し色濃く
残っていますよね
非常に霊格の高い
日本の女性達が作ったから
“なにもない“を
地で実践できたんだと思います
そして、結果として
一度も消えることなく
あらゆる外来のものとも
柔軟に共存し繁栄し
今でもなお
この国の大切な
美意識として
私たちの心の中に残り続けている
それは“なにもない“から
ちゃんと“あり続けられた“
誰も“説明できない“から
ちゃんと“勝手に理解された“
私たち日本人の心の中に
聖域として、ずっと静かに
私たちを守ってくれている存在
それが神道の本質だと思っていて
そして、それは
意識せずとも、信じずとも
ただ、きちんと完璧に
“ある“んだなぁと思う
日本に暮らすすべての人に
あまねく与えられた
この“哲学“に感謝してみよう
愛を込めて
響月ケシー