出産でだいぶ間が空きましたが・・
ベンジャミンとのお付き合いも1ヶ月を経過したころ
色々と会社の事もプライベートな事も支えてくれるベンジャミンに
徐々に心を開きつつも
一方で、募っていく
大きな大きな恐怖
だって、つい最近まで
キャッシュフローでひーひーいうてた私
そんな、すね毛の濃さまで理想の男性像を書きだして
フザけた飲み会開いただけで
公私ともに全力で支えてくれるパートナーが現れるなんて
詐欺としか思えない
そう、自分の幸せになる権利を
信じていなかったんです。
こんなこと私に起こるはずがない!
みたいな・・
真剣に
これは、新手の結婚詐欺なんじゃないか?
と、身近な占い師さんに聞いた事も
何度も・・
もう、完全にパラノイア状態のケシーの事なんぞ知らず
ケシーに首ったけのベンジャミン
そんな悶々とした中日々を送りながら
ケシーはある日
別れよう
と決めるのでした。
あまりにも、この現実が
壊れるのが怖すぎて
自ら先に逃げる選択をしてしまったんですね。
私は1人でも生きていけなきゃまずい
という思い込み。
好きだったのか?という質問を仮にされるとすると
”そんな事は当時の私にとって取るに足らなかった”
としか言いようがない
もちろん、感謝とほのかな愛情が胸に産まれていたベンジャミンに対して
私は、別れを決断するのでした。
そして、ベンジャミンをホテルのロビーの喫茶店に呼び出し
「こうこうこうで、別れるから!お互いがんばろ!」
と伝え
ベンジャミンは子犬の様な顔で
「あと、もう数ケ月頑張ってみようよ」
と言ってくれていたのですが
否!我が道に狂いなし!
という頑固なケシーのせいで
2人は別れる事になりました。
そして、その翌月には入籍するのですが。笑
この時のことを思い出すと
私はかなりの
”こうあるべきである”
に縛られていたなぁ、と思う。
そして、私の”こうあるべき”を
崩すために現れたようなベンジャミンは
そうじゃなくてもいいんじゃない?
こういうのもいいんじゃない?
と、私的にはあり得ない事を連発してくれています。
(それはいまも。。笑)
夫婦は鏡というけれども
私からすると
このベンジャミンとの出会いは
自分が本当に心の中で思っている事や
絶対にそっちに行ってはいけない!と思っていた方向に
ゆっくり手を引きながら大丈夫だよと引き込んでいく
そんな存在でありまして
だから、ぶつかるし
喧嘩するし
受け入れられないと拒めば拒むほど
それはより強く露わになる。
女はどんだけイキってもやっぱり
女だから、自分で自分を変えようとしてしまう。
そんな女に対してオトコはいつも
食え、早く食っちゃえよこの毒リンゴを!と
アダムは、やっぱりイブをそそのかすのです。笑
そして、それは私を成長させてくれる事でもあり
同時にとても
怖い怖い体験の連続で
一度破局する2人なのでした。
次回遂に結婚します。笑