ベンジャミンの付き合おう攻撃を
うま~くはぐらかしながら
新地から堂島の方にとぼとぼ歩き
1軒のバーに入った時に
こやつは本気なのか???
ともう、驚き通り越して
怪しささえ感じ出していた私。
この時になって初めて。笑
「あなたは誰・・・?」
という質問をしだしたのでした。
(それまではマシンガンの様に適当に自分の話をしていた私)
自分の事はほとんど話してなかった
ベンジャミンに初めて気が付き(笑
こんな真正面から付き合ってくれ、というので
相手の職業すら知らなかった私は
少しずつベンジャミンの正体について聞いていくと・・
すると、驚愕の事実が数々
① 過去に東京で○○億の派遣会社を経営していて
昨年、その株をバイアウトして海外不動産を運用
現在は宝石等の輸出入を生業とする資産家だった
(←これが一番驚いた、ほんまに学生みたいな雰囲気の人だったから)
② 彼の実家の近くに、学生時代ずっと住んでいた
③ 10年以上前同じ時期に2人ともオーストラリアに居てた
④ 私のお父さんの職業が、彼が小さいころ憧れていた職業だった
⑤ ちょうど関西学院大学との提携事業で
フェアトレードの支援事業をしていた国が、母の母国だった
あり得ない程の共通点に
2人してちょっと
「これって・・・」
という感じになったりしながらも
私は内心
「こいつ絶対結婚詐欺や!!!!」
と、思いながら
なんとなく上等っぽい
響(だった気がする茶色いなんかの酒)をガパガパ飲んでたので
ケシーはベロベロの極み
もう、吐くかもしれないくらいの瀬戸際まで行って
この辺りが最後の記憶になるのですが。笑
そのままふらふら~と深夜1時頃
「歩いて帰る!!!」
と喚き
堂島辺りから、松屋町(大体小一時間ある)まで
堂島川のほとりをテコテコ歩き出したら
ベンジャミンが後ろからついてくるついてくる
「ちみはどこまでついてくるんやー!」
なんて喚きながら歩いてると
ベン「危ないから家まで送らなきゃ
タクシーのりなよ~」
とか言ってたんだけど
うるさーい!わしゃ歩くんじゃー!
と喚きながら歩いていました
すると、ケシーの携帯が鳴りました
なんと・・・・そうです
そんな、付き合うか付き合わないかの
デート中に応答してはまずいアレです。
(はい、読者の方、空気読んでくださいね)
画面を見た瞬間音を消して誤魔化したんですが
こういう時に限ってしつこかったりして
鳴りまくる
さすがにベンジャミンも
ベン「出なよ、出ていいよ?」
うるさい!この電話はいま出たらまずいあれなんじゃ!
と、酔っぱらいながら思った私が咄嗟についた嘘が
「これ、お母さんだから!」
だったらなおさら出ろよwwwwwww
恐るべし、酔っぱらったケシーの
危機回避能力の低さ
そんな意味のわからん誤魔化しを連発しながら
家に辿り着いたのでした
そして、ここでまたベンジャミンとケシーは
アホみたいな話を繰り広げるわけですが
ベンジャミンがケシー宅に上がり
真っ先にし始めた事に
心底なんやねんこいつ!!!
となるわけです。。
次に続く・・
ベンジャミン後日談
「こいつ、とことん最悪なやつやな、って思た。笑」